実質価値が増えるには

世の中に出回るお金がだぶついてくると、
インフレが起きてくる。

アメリカでコロナ対策として大規模にお金を配ったのが、
結果としてその数年後にインフレとしてあらわれてくるようになった。
これはかなり因果関係が分かりやすい。
ロシアへの経済制裁でエネルギーが高くなるのも一因としてある。

思考実験として、
ある日突然に、すべてのタンス預金、銀行預金が1.1倍になったとする。
どうにかして合法的に配ることができたとする。
そうなったらどうなるか。
物の値段がすべて1.1倍で取引するようになり、損したわけでも得するわけでもない。
でも現実世界では、
お金を配った人から、そうでない人にいきわたるまで時間がかかる。
偏りがあるから、これが徳じゃないか、損じゃないかとなる。

お金が流れる上流からすると、
どこに流すかで、世の中の経済活動を変えることができる。
コロナ対策として医療に力をいれたいと考えれば、医療機関にたくさんお金を回し、
そのほかのとこから減らすことになるだろう。

世の中のためになる方向に、進んでいかないといけない。
それができて実質価値の創出ということになる。

例えばある小さな村で、ある人が、誰も通らないところに階段を作ったとしても
あまり意味がないが、屋根のある集会所のようなところを作って皆が共有できるようになると
これは皆の利益になり、実質価値が増えたといえる。

会社は、経済活動を支え、日々、実質価値を生み出している。
社会に貢献しているといえる間は。
お金の出回る量が増えると、実質価値は変わらなとしても
その対価はインフレによって増加すると考えられる。
つまり株価は、お金の増量のインフレによって一時的に収益が落ちるが、長期的には
適正な対価を得るので、上がると考えるのが自然である。

いくら増やすのか。
どこに増やすのか。
そこで生まれる実質価値は公共の利益となるか。
そこで生まれる公共の利益は正当な権利としてバランスが取れているか。

人のためという原動力があってこそ、社会は良くなっていく。
それがなければ社会としては衰退していくのだろう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください