3人の村から考える経済

お金とは何か

いま銀行にある100万円は何を指すのか。
いろいろ考えていくとこうなる。
「日本が現在または将来、生産する財やサービスなどを交換できる権利の量」をさす。
国民からすると提供すべき量となるので借金的性質のものになる。

国民からすると提供しないといけない量。

原始的な3人の働き手の村があったとする。

1人は家をつくるのが得意でみんなの家を建てたり修理する人(名前 建さん)
1人は食料を調達する人(名前 食さん)
1人は水を調達する人(名前 水さん)

食さんは家を建てたいと思った。でも家を建てるのは得意でない。
食さんは建さんに言った。
「もしもし建さん私は食料をとってくるから建さんは家を作ったり修理してほしい」
建さんは答える。
「がってんだ。食さんには食料をとってきてほしい」
ただ、建さん食さんは水くみは面倒だと思っていた。
水さんは言った。
「私が水を汲みましょう。そのかわり家と食料をください。
さらにこの貸し借りを帳簿につけて計算できるようにしましょう。」
それぞれの1日の働きの量を勘案して同じだけ働き、3人とも不満がなかった。

食さんは、家族のため今とは別の新しい家が欲しくなった。
家を建てるには、300日分の働きが必要だった。食さんは帳簿係の水さんのとこに行き
300日分働きの借りを作って建さんに家をたてるように依頼した。

水さんも、家族のため今とは別の新しい家が欲しくなった。
家を建てるには、300日分の働きが必要だった。
300日分働きの借りを作って建さんに家をたてるように依頼した。

食さんと水さんは、帳簿上の借りをつくり、建さんに(600日働き分)渡した。
お金の単位を1日の働きを1万円とすると、
食さんと水さんは、それぞれ300万の借金をして、建さんに渡した。
建さんは600万受け取ったが、食さんと水さんに家をたてなければならない。
建さんも家族のためもっと水と食料を必要とした。家つくりのため忙しく、
建さんは、600万の中からいくらかお金をわたす形で、水さんからは水を、食さんからは食料を得るようになった。

帳簿上の借りは返すとなくなってしまうけれども、等価交換の手段として
お金はあったほうが便利なのでこの村では600万を形あるもの、貨幣として流通させることにした。

さてここである家族の人(名前 学さん)が成人したので仕事をすることになった。
この人は教えるのが得意なので、村で子供に教育をする係となった。
村の3人の働き手は互いに600万のお金を等価交換の手段として使用していた。
学さんは、子供に教えるのでお金が欲しいということになった。
さらに学校も建てたいということも言い出した。

建さん、食さん、水さんはそれぞれ同じぐらい働いていたので、
もっている貯金は200万ずつあった。

学さんの生活費は誰が払うべきか。
学校を村として建てた場合誰が払うべきか。

学さんの生活費は誰が払うべきか。については学さんがほかの家から学費をもらえばよい。
学さんが得る金額が妥当なものであれば問題はなさそうに思える。
学さんが家を建てたい場合、村の帳簿から300万の借金をして、建さんに渡す。
他の3人の等価交換の価値はたとえ村の貨幣流通量が900万に増えたとしても問題は起きない。
学校を建てるのには800日分の働き量が必要だとする。
建さん、食さん、水さん、学さんからお金をとって集めたら、いいのだろうか。
そんなことをしたら流通貨幣が極端に偏ったり少なくなってしまう。
だから村のインフラ事業と同じで村が借金する主体となって学校をつくる。

村の中の流通量が100万だろうが900万だろうが、
1日の働き量としてこのくらいが妥当と皆が納得すればそれで流通することになると思われる。
ただ、時間的に急すぎると過去と未来の価値の整合性がとれなくなるので、混乱や経済の停滞を招いてしまう。

この村に長い年月、仮に10年、をかけて誰もこない飛行場を作ったとしよう。
村はインフラに投資しました。
毎日働ける村民は数時間働いて飛行場を完成させました。
お金は村が作り村民に支給しました。
村民のお金はどんどん増えて2倍になった時、1日の働きは2万円になり、村民がやりとりする物価も2倍になりました。
何か得になることがあったかと考えた村人たち。なにもないということに気づきました。
村はインフラ投資のために借金をしたのだから返さないといけないということで、
村民から税を集め始めました。村民のお金はどんどん減って半分になった時、1日の働きは1万円にもどりました。
何か得になることがあったかと考えた村人たち。なにもないということに気づきました。

民のお金はどんどん減って半分になった時、1日の働きは1万円にもどるとき、現象としてはデフレのように見えるけれども
それはスパイラルでストップしないものなのだろうか。
1日の働きは1万円で持続可能だった場合があるとすると、デフレスパイラルでどこまでも続くというのはないように思える。

もっと考察が必要だ。

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